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2006/12/21 木曜日
嫌われ松子の一生
珍しく本日2回めの更新です。
前から書きたかったのですが、最終回を迎えるまではと気持ちを抑えていました。
映画の「松子」を知り、どんな物語なのだろうと興味はあったけれどレンタルDVDを見ることもなく、またドラマで放映されるようになってもテレビで見ることもないだろう、と思っていました。
が、子供が偶然見ていてそれをチラ見したのがきっかけで、毎週できるだけ見るようになったのが何話目だろう。後半に差し掛かってたと思います。美容室「あかね」でのめぐみとの再会のあたりでしょうか。その前の刑務所でのふたりのやり取りも少し見ました。同じ境遇での「親友」の繋がり、そして恋人洋一との係わり。
ひとって、愛を求めるものなのだと改めて知らされました。
それがたとえ叶わなくても、報われないかもしれないとしても。
TBS公式サイトにBBSがあるのですが、それを見ていると私に言われてるようで泣けました。「しっかりしなさい」と。
自分の中で見切りをつけた相手に対しては未練はないけれど、それでも過去を引きずる私。好きで好きでたまらない相手には、別れてしまっても想いを残しどこかで待ってる私。
一途な松子と一緒にしちゃいけないんですが、似てるところがあるなと毎週木曜日は放映後にBBSを見ながら泣いたものです。実は今もボロ泣きで更新しています。
松子は最後まで前向きでした。
結末がわかっていて救われない物語だと思っていたけれど、松子のひたむきさや松子を取り巻くひとたちを見て、幸せな人生だったのかもしれないと望みを持てる終わり方でした。
他人(ひと)に言えないことを抱えて生きること。
覚醒剤(クスリ)で身を持ち崩して命を落としてしまうこと。
様々な負の部分も取り込んだ、考えさせられるドラマでした。
Story 憂鬱。を書くにあたって影響されそうで、ドラマは見ないと思ってたのですが見てよかった。でも原作はStory 憂鬱。が完成するまで読まないかも。
入院中にも感じたことなのですが、Story 憂鬱。含め創作活動は私に与えられた命題なのかもしれません。
表現することは難しい。でも、私に書けることを細々とでも書いていきたい。松子に感謝です。ありがとう。
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