こんなの初めて…

まだ瑞穂がツーショットや伝言を始めた頃の話。

淋しさでとにかく誰かと会いたい時期があり、まだ電話の仕事をしていない頃にイキオイで男のひとと会った日のこと。
お決まりのようにラブホに直行。一緒にお風呂に入ろうと言われ、言われるがままについてゆく。

一緒に洗いっこでもするのかと思いきや、そこに座れと言われる。
「へっ？なんで？」
戸惑う瑞穂をよそに、相手は瑞穂を正座させた。
「そこでじっとしてろよ」
えっ…何で？

相手のモノから放出されたのは生暖かいお小水…瑞穂のカラダに大量にかけられた。
なんで瑞穂がこんなことされなきゃならんのんだぁ！

怖くて怖くて、ここで抵抗したら何されるかわからない、もしかしたら暴力振るわれるかも、殺されるかも…とただ黙って言うことを聞くしかできなかった。
相手は女性にいろいろ命令をして楽しむひとだったみたい。今ならそういうひともいるんだとわかるけれど、あの頃はほんとに無知で何もかもが怖かった。

イキオイで会っちゃいけないなと実感した１日だった…。