2002/09/22　日曜日

メールの中の思いやり

みんなどれくらいの頻度でメールのやり取りってしてるんだろう？
以前ちょっと困ったことがあった。

メールを貰って返すのに時間がかかると「返事はまだなの？」「どうしてメールしてくれないの？」と催促が来る。
半日や１日とかそういうレベルではなく、10分、早いときは５分もするとすぐに催促されてた。催促すること自体どうかと思うけど、その５分とか10分って何なんだ(-_-;
時間がある時は貰ってすぐにでも返せるけど、いつも暇じゃないんだいっ。

それが一度二度ではなく、何度か続いた。すぐ返せるわけでもないし、手を取られるのも困るので「すぐに返せるものではないから、返せる時にちゃんと返すから少し待って欲しい」と注意をした。「相手の事情だってあるんだし、もしも家庭を持ってるひとだったらなおさらすぐに返せないと思うよ。そのあたりのことも十分考えないと、メル友できても続かないよ」と。
すぐに返事が来た。「ごめん、これから気をつけるね。瑞穂が結婚してるって知らなかったから…」
いや、そういう問題ではなくて、瑞穂が結婚してようとしてなかろうと、家族と一緒だろうと独り暮らしだろうとそれは変わりないと思うんだけどな。
改めて「瑞穂は結婚してないけど、独り暮らしのひとだってずっと携帯に構っていられるわけじゃないんだし、それに親と住んでるとあまりいい顔されないことだってあるんだよ。瑞穂もそうだけど、家族と同居してるひとは特にすぐに返せないって意味。家庭のあるひととメールするなら、それくらいの障害があることぐらいは頭においとくべきだよ」と念を押した。

事実瑞穂が子供と一緒にたまに里帰りをする時、迎えに来てくれた父親のクルマの中で携帯が鳴ると気にする。メールだと言うとそれだけで機嫌が悪くなる。急ぎの用でも返事をできるような雰囲気ではないこともある。
母親はあからさまに嫌そうな顔をする。着メロが鳴るだけで「うるさい」と一瞥。結局実家に居る時は携帯をバッグの中に入れ着メロをバイブにし、こっそり隠れて着信確認やメールチェックをするようになってしまった。
まだ結婚してる頃で、電話があるのはダンナからだったのに…何故そんなにメールがウザイのか謎のままだった。多分携帯の存在自体からしてかなりウザかったんだと思う。

相手が既婚者に限らず、なんだけどメールをする時に心がけてるのが「自分のペースで返事してね」と伝えること。
日中は仕事、夜や土日は自分だけの時間や友人家族との時間と考えるとあまりやり取りする時間もないとは思うけど、それでもできる範囲でのやり取りでとメールを始める時に話している。それなら相手もそんなに負担に感じないと思う。
「メールしたらいけない時間帯ってある？」と聞くのも、それを考えてのこと。寝ている時にメールを送って起こしてしまうことも考えられるから。携帯を目覚まし代わりにして音を消さずに寝てるひともいるしね。
有料サイトでこれをやると「サクラだろ！」て言われることもあるらしいけど、なんでそんな方向に考えるのかな。不思議。夜遅くにメールを送ることが非常識、とも取れるけど、生活リズムはひとそれぞれ、みんなが昼働いて夜寝てるわけではなく、二交替だったり三交替だったり、それ以外にも不規則な勤務形態だったりする。職業を聞いても教えて貰えなかったり、気を遣って聞かないこともあるし。
それも踏まえた上での「いつならいい？」なんだけどな。
たとえ寝てる間はバイブにしてるから、といっても、意外に寝が浅い時って着信バイブの音でも目が覚めることだってある。
元カレが初めて瑞穂と会う前夜は「着メロはもちろん、バイブも切って完全に着信がわからないようにして寝た」というくらいだから。あれで結構神経質なところがあるひとだから、なおさらそうだったんだろうけれど。

メールってすっごい便利なツールなんだけど、パソコンのそれと違って携帯の場合は電話と同じルールで思いやりをもって対処しなきゃいけないと思ってる。