2007/02/23 金曜日

境界性人格障害


メンタルサイトを見ていて、共感できると思ったひとは、たいていこの診断名を持っていた。
常に不安と淋しさと、厭世の気持ちを抱えてた私。

ある日「ボーダーじゃないの?」と見知らぬひとに言われて以来、抱き続けてきた疑問。「私はボーダーなのか?」

ボーダー、ボーダーラインパーソナリティー。
日本語では境界性人格障害。
どんなものか知れば知るほど、これは私だと思った。
ネットで表現することが、怖くなった。
消してしまった本館のメンタルサイトでも、気持ちの吐き出しはできても、他人との交流はできなかった。何をどうしていいのか、わからなくなった。

多分当時の主治医の先生の中で、この診断名が頭の中にあっただろう2004年の夏。突発的な理由からの自殺未遂、そしてひと月の措置入院。
あれから私の記憶は飛んでいる。この年からの2年あまりの記憶は、薄れていて思い出せないことばかり。

そして2006年秋。
ずっと疑っていた、境界性人格障害の診断が下りた。
今思えば、主治医は自分のおかしいところに気づき、それを修正していこうとしている私の気持ちを尊重し、受け止めてくれたことで告知してたのだと思う。
明確な症状も確かにあったからこそなのかもしれないけれど。

改めて、自分のサイトを見直してみた。
痛々しい。こんなサイト残してていいんだろうか。悩んだ。迷った。
相互先にごめんなさいと謝ってまわりたい気分だった。以前取材していただいた佐々木さんにも。
何かに憑かれたように、私は佐々木さんにメールを書いた。私の一連の行動は、境界性人格障害から来たものかもしれないと。
だとしたら、間違った情報や考えを伝えてしまったのかもしれず、申し訳なく思うと伝えた。
偶然にも佐々木さんも私に対して取材の意向があったらしく、2度めの取材が決まった。

ここでは触れてない、そして本館のメンタルサイトも閉じてしまったゆえ、書くことのなかった激しい症状は、今は鳴りを潜めている。やってはいけないこと、という自覚があったり、自制をできるようになったためでもある。
当初の診断であった鬱とパニック障害、これは今でも間違いではないと思っている。そして今でも、パニック障害は残っている。
最初は鬱が酷くて、その鬱が治るにつれて、今度は境界性人格障害の面が出てきたというか、自覚し始めたのだと捉えている。

自己紹介に、「鬱とパニック障害を患っている」と書いていることを、ずっと心苦しく思っていた。いつかは書き換えなければと。
でも境界性人格障害は忌み嫌われる診断名、なかなか決心はつかなかった。
今日ここに書いていくのは、「ボダのアタシ可哀想」という憐憫ではなく、自覚して自制してよくなるために頑張っていこうという意思表示と、そしてやはり間違った情報を載せてしまったかもしれないという謝罪の気持ちから。

気づくのがあまりにも遅すぎたけど、でも修正はきっと効くと信じて頑張りたい。


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